長崎県五島列島の歴史から食べ物、観光情報まで幅広い情報を提供する五島雑学大事典(新現役の会&農援隊)

妙号様

上五島奈摩郷前田に一小字があるが、本尊は、六字の妙号「南無阿彌陀佛」の巻軸二巻と「栗の葉」二対である。慶長(1596~)の頃、当主田坂家の先祖である紀州の船乗り兄弟が移り住んだ時奉じてきたものといい伝えられている。その一巻は、蓮如上人(室町時代中期の僧。本願寺第8世で中興の祖といわれている)の真筆で日本国内に3ヵ所しかないと大正時代頃に鑑定されているという。表装の際に水に濡らそうとして浮かべたところ、六字の妙号「南無阿彌陀佛」だけがそのまま水に浮かび他は沈んでしまい、文字だけをそのまま軸にのせて表装したものであるという旧暦3月25日が縁日となっている。

五島雑学大事典
 
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